繋留流産からの妊娠、子育てブログ

2016年9月に妊娠発覚し11月に繋留流産にて手術をしました。その時のことも書いておきます。どなたか今も不安な方の助けに少しでもなれば。

マタニティ旅行の賛否について。

先日、箱根温泉に一泊旅行してきました(^^)

都内の家から1時間半くらいです。

 

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後期の身体の予測がつかないので、直前予約にしました。7か月後半なら動くのもしんどいかな?後期つわりが出てきたら美味しいものも食べられないかも、とその時の状態で判断しました。

 

 

 

 

マタ旅が話題になり、賛否両論ある中、行くのをとても迷いました。

切迫や出血、お腹が張りやすいなどの症状があれば、妊娠中に旅なんて考えないでしょう。旅行したい!と思えるあたり、私もとりあえずは順調な妊婦なんだと思います。

 

 

 

 

旅先での胎児や母体にかかる負担。

突発的な出血や腹痛のリスク。

旅先で感じる周りからの視線。

緊急時の病院探し。

災害時のこと。

 

 

 

 

考えだすと行く気も失せますね(´ー`)

 

 

 

 

でも、ツイッター

妊婦なんだから安静に!とか

妊婦は出歩くな。とか電車に乗るな、とか。

赤ちゃんの事が大事じゃないの?とか

そう言ったコメントを見るのはとても辛いです。

 

 

 

 

経過順調な妊婦さんだったら、安定期に自宅安静にする必要はないし、むしろ適度な運動が必要とされます。生活や仕事があるのに外に一歩も出ない妊婦さんなんていないと思います。

 

 

 

 

妊娠経験のない方なのか、SNS上では分かりませんが、少なくとも正しい知識があるようには思えません。◯児の母ですが、という方の言葉の方が、心配やお叱りな気持ちが入っていて、まだ聞き入れる気になります。

 

 

 

 

赤ちゃんが大切なのは変わらないけれど、妊娠したってだけで食べ物や行動の制限が出て、カフェインだのアルコールだの刺身やレア肉などなどたくさん。

 

 

 

 

3食赤ちゃんのためになるべく規則正しい食事を心がけるのも大変です。私の場合、大好きだったホットヨガに行けなくなりました。オシャレが好きなのにファッションだって体型の変化でショッピングなんて楽しめません。友達と飲みに行ってワインを楽しむのが好きでしたが、夜の外出はなくなりました。 

 

 

 

 

周りには気づかれないマイナートラブルと戦って。環境の変化が常に続く10ヶ月です。精神的にも不安だったり、落ち込んだり、イライラしたり、ホルモンバランスに振り回されます。

 

 

 

 

たった10ヶ月我慢すればいい、そう言われるかもしれません。

 

 

 

 

本当に10ヶ月ですか?と聞きたいんです。

 

 

 

 

これからいくらでも行けるじゃん。だから今は我慢したら?

 

 

 

 

 

産後なら本当に産前同じく行けるようになるのですか?

 

 

 

 

嘘ですよね。間違いなく育児に追われます。その場しのぎの言葉にしか聞こえません。

 

 

 

 

いつまで何をどの程度我慢すれば自由にして良いのか基準もありません。それでも妊婦さんの行動制限する声があるのなら。

 

 

 

 

じゃあ、あなたやってみて下さい。

とりあえず大好きな趣味2つ、3つやめてください。

お酒、グルメ、スポーツ、ゲームやパソコン、ツイッターやインスタ、友達とのLINE、スマホ好きならそれやめてみて下さい。

アルコールなんて一切ダメです。

友達と飲み会も合コンもなし。

ジャンクフードもコンビニもやめて外食はしてなるべく避けて、規則正しく3食食べて、規則正しく寝て下さい。

ついでに出歩くのもやめて、出かけても近所だけ。

電車なんて以ての外です。

基本は自宅で出来るだけ安静に過ごしてみて下さい。

ちなみにこの制限数ヶ月続くか数年か分かりません。

 

 

 

 

数日で発狂しますよ。

例えはオーバーですけど(´・_・`)

なんの楽しみもない私の人生いったい何?!ってなります。

 

 

 

 

ただ自分の子のためだと思うから我慢できる。出産が高齢化してきてる現代でも、ママになる女性は20代〜40代前半の若い方ばかりです。赤ちゃんは宝物、けれども自分の人生だってあります。

 

 

 

 

だから旅行ってだけで、頭ごなしに批判されるのは悲しいです。

 

 

 

 

だからと言って周りに迷惑をかけることはいけないと思います。それこそ妊婦様になってしまいます。

沖縄旅行中の妊婦さんが旅先トラブルで、県内の救急へ搬送されました。ベッドがなく出産予約していた妊婦さんが違う病院へ搬送された、といった内容の記事を見かけた事があります。

 

 

 

 

 私も看護師です。

思いたくないけど忙しさのあまり仕事でそんな状況なら。

「旅行来て遊んでて他県で妊婦のトラブルなんて勘弁してくれ〜自己責任!」って思います。

 

 

 

 

ベッドの空き、産婦人科医師不足、看護師不足、すぐにはどうにもならない事ばかりですが、これらの根本解決はやはり必要不可欠だと思います。

 

 

 

 

勝手な発想です。

こんなのどうでしょう。

 (コストも個人情報も無視ですよ(-.-))

 

 

母子手帳母子手帳カードにします。

マイナンバーカードみたいに。

情報は電子化して、全国の産婦人科で情報共有できるようにしたらどうでしょう。ついでに予防接種を行う保健センターや書類関係でお世話になる市役所でもデーター管理します。

 

 

 

 

現在総合病院は大体電子カルテタブレットです。こんなに電子化されているのに、なぜ母子手帳は紙ベースなのか(´・_・`)

母子手帳の情報は限られていますが、問診や検診結果、胎児の経過などをカルテ上で共有できたなら。旅行先で、すぐにその妊婦の状態が把握できたら。

 

 

 

旅先でこんな感じだったら、妊婦さんとっても安心だと思います。

【あなたがここに誰とどんな目的で来ているかはかかりつけ産婦人科の入力により、カルテ上で国内の産婦人科で情報共有しています。

 ベッドは空いているし、産婦人科医師も常勤していて、助産師・看護師もいますので、受け入れも可能です。

大丈夫、旅先で心配な事があったらいつでもどの病院でも構いませんので受診して下さいね。

母子手帳電子カルテで見れますし、検査データや経過も確認できますので余計な検査もしません。】

あとは旅行に行く際の簡単な自己判断チェックシートがあっても良いかと思います。お腹が張りやすいか、とかオリモノの状態とか。お出かけできる状態なのかどうか、判断しかねる妊婦さんも多いはずですから。

 

 

 

 

妊娠したら何があるか分からないから家にいろ、なんて言われたらマイナスのイメージしかなくなっちゃいますよね(T_T)そしてより一層孤独になり、不安になります。負のサイクル。

 

 

 

 

今まで看てきた患者さんでも、いち看護師でなくとも。人が決めた事は応援したくなります。

末期の癌患者さん、長期抗がん剤使用で、髪はなく、口の中は口内炎、免疫力も低下し、旅行はオススメできない状況。それでも「温泉に行きたい」と希望があるなら行かせてあげたい、支援したいと思ってしまいます。

杖をついた90歳のおじいちゃん、COPDで酸素が手放せず短距離で息切れがあります。それでも孫と旅行したい、と言われれば最善の方法を考えます。

 

 

 

 

障害を持つ方や精神疾患を持つ方、高齢者や乳幼児をお連れの方。

 

 

 

 

マタ旅を推奨しているわけではありません。

でも本来リスクは誰にだってあります。

健康で安全に旅できる保障のある人しか受け入れられない社会なんて、なんだか変です。

 

 

 

 

その人が希望し、判断し行動するなら、社会はそれを支援してくれる世の中であってほしいです。

 

 

 

 

万が一の時には、どの病院でも対応でき受け入れも可能な社会であってほしいです。

 

 

 

 

でなきゃ、社会である意味ないじゃないですか。